妊娠中は体調を気にしながらのんびり過ごすが出産後は目の回る忙しさ

ニックネーム:さなぎ

出産を経験した年齢:23歳

妊娠中に役立ったものは?:特にありません。

おかしいと思い病院で検査を受ける!流産しているかもしれないといわれ涙ぐむ

主人は再婚で、前妻との間には子供がいなかったので結婚前から「俺は子供が作れないかもしれない」と言っていました。

だから私もそのつもりで、生理周期なんか全く気にしていませんでした。

だから遅れていることにも気づかず、ちょっと下腹がでてきたな、太ったな、と粗塩でごしごし擦ったりしていました。

でもそのうちつわりっぽいものがはじまってさすがにおかしいなと思い自分で検査したところ妊娠発覚

全く予期していなかったので本当にびっくりしました。

もちろん悲しいわけではないのだけど、嬉しいというのとも違って、どこか興奮しているようなふわふわした状態でした。

病院でちゃんとした検査を受けた時、先生から「妊娠した兆候はあるけれど赤ちゃんの姿が見えないから、もしかしたら流産しているかもしれない。入院の準備を整えて出血がはじまったらすぐに来てください」と言われ、自然と涙がボロボロとこぼれました。

その時はじめて、赤ちゃんの誕生を自分がどれほど楽しみにしていたかに気づきました。

妊娠に気がついていなかったとはいえ、粗塩でお腹を揉んでいたのがいけなかったんじゃないかとか、お酒も飲んでいたしとか、自分を責めることしかできませんでした。

 

 

エコーに赤ちゃんの姿が写り、嬉しいが大変不安!本当に無事かわからず不安

不安な一週間を過ごしていましたがその間出血はなく、再び病院にいくとエコーに赤ちゃんの姿が

顔が勝手ににやついてくるのをとめることは出来ませんでした。

ただただ嬉しくて、でもものすごく不安でした。

赤ちゃんに悪いことは絶対にしないぞ!と意気込んで生活していたので、お酒も煙草ももちろんすぱっとやめて、歩くのも自然とゆっくりになり、お腹をかばうような厳戒態勢

無駄な外出もやめてほとんど家に引き篭もるような生活に。

でも、どんどんストレスがたまってくるんですよね。

つわりで24時間船酔いみたいな状態が続き、お腹はすくのにいざ食べようとすると喉を通っていかない。

料理を作るのも苦痛だし、思うように動けないし。

この頃はしょっちゅう旦那さんとけんかになっていました。

ほとんど一方的に私が怒って泣いていただけなんですけどね。

まだお腹が大きくなる時期でもないので、本当に赤ちゃんが無事なのかどうかもわからない不安が大きくて辛かったです。

 

 

お腹が膨らみ、妊婦らしくなる!定期健診のたびに体重増加と蛋白、糖との戦い

少しずつお腹が膨らみはじめ、マタニティウェアをはじめて着た時は誇らしいような喜びを感じました。

嬉しかった。

みんな見て!私妊婦なの!お腹に赤ちゃんがいるの!と宣伝してまわりたいような気持ち。

でも徐々に、自分の身体が変化していく事が怖いというか切ない気持ちになっていったのです。

お腹が出てくることが悲しい、女性じゃなくなっていくような感覚でした。

若かったこともあって、自分はまだお母さんになりたいわけじゃない、もっと自由でいたい、旦那さんともあちこち行きたいのに、とネガティブな気持ちになることも多かったです。

あと、病院でも定期健診が苦痛でした。

ベッドの上にあがり足を広げる時の心許なさ、危惧を入れられる痛みは結局最後まで慣れることはありませんでした。

それから体重増加との戦いです。

どんなに節制していても体重が増えていくし、尿検査でも毎回タンパクや糖でひっかかる

塩分を減らせ、食べる量を減らせと毎回先生に怒られていました。

もう本当に辛かった!

後からわかったことですが、妊娠中毒症にはならないけれどタンパクや糖がでやすい体質の妊婦もいるとのこと。

あの頃教えて欲しかった!

私はきっとそうだったのでしょう。

そうそう、胎動ってはじめのころはホントに金魚鉢のなかの金魚がゆらゆらっと揺れるみたいなほんのちょっとの感覚なんです。

え?これが胎動? と疑うくらい。

でもそれがもう本当にかわいくて、愛おしくて、動くたびに話しかけていました。

 

 

夫婦二人だけの旅行に行く!お腹の張りや体調を気にしながらのんびり過ごす

後期に入ると胎動がどんどん激しくなって、ぐるんぐるんとおなかの中で回転するように動きまわるので、痛いわけではないけれど内臓が揺さぶられるような感覚になります。

そして赤ちゃんが大きくなっているので四六時中圧迫されている感じ。

寝返りするにもいちいち目覚めちゃうくらいになりました。

よく歩くなど運動したほうが安産になりやすいとのことで私もよく歩くようにしていましたが、お腹がぱーんと張るんですよね。

それがまた苦しい。

旦那さんと出歩いても、私の様子を見つつ休み休み移動していました。

この頃の旦那さんが一番優しかったかな。

足の爪を切ってくれたり(手が届かなくなる)、常に労わってもらってました。

夫婦二人だけでの最後の旅行に行ったのもこの頃です。

赤ちゃんが生まれてからだとなかなか旅行に行けなくなりますからね。

お腹の張りや体調をみつつのんびりした時間を味わえたのは、とても良い思い出になっています。

 

 

痛くて暴れる!開放感と終わったという気持ちと安堵感がすさまじい

出産は、自分が想像していたよりも痛かった

看護師さんが笑っちゃうくらい暴れました。

痛かったけど無事に生まれてきてくれた後の開放感も尋常じゃないです。

初産だったこともあり、嬉しいとか喜びよりも「終わった!!」という気持ちのほうが正直大きかった。

これで自由だ!というような。

10ヵ月おなかの中に赤ちゃんがいるというのは、やっぱりそれくらい重たいというか大変なことなんです。

すごい偉業を成し遂げたぜぃ、という安堵感はすさまじい。

旦那さんや両親が赤ちゃんを見て涙ぐんだり笑ったりしているのを見たときにやっと、胸の奥から喜びが込み上げてきました。

この人たちにこんなにも喜んでもらえるんだなって感動しました。

初産なんてそんなものです。

 

 

壊れてしまいそうで怖い!子育てを楽しめずどうしたらいいかの連続

うちの子は大きく生まれたのですが、それでも壊れてしまいそうで怖かった。

抱っこするのもおっぱいをあげるのも最初はおっかなびっくりです。

変なところに力を入れるせいか、肩といい背中といいこりまくりでした。

入院中は生きた命が自分に委ねられているという責任の重みがずっしりときて、腰が引けていました。

それは退院してからもしばらく続いて、赤ちゃんがかわいいとか愛おしいとかそんなの全然感じなかった。

どうしたらいいのどうしたらいいのの連続です。

自分が育てていくという実感もないままに、母親という重みだけが背中にずしっときている感じで、子育てを楽しむという気持ちにはなかなかなれませんでした。

実家にしばらくお世話になっていたのですが、働きにでた自分の母親が早く帰ってこないかと、祈るように待っていた記憶があります。

私を赤ちゃんと二人きりにしないで!赤ちゃんなんてわけわからない!というのが正直なところです。

 

 

これから出産される方にアドバイスをお願いします

妊娠してから10ヵ月、とてもとても長いですよね。

赤ちゃんが無事かしらと不安になるし、気持ち悪いし、食べれば太るし食べなきゃ育たないし。

女性だった身体が妊婦に変化していくさまは嬉しい反面切なく感じられるかもしれません。

自分の身体も生活もどんどん赤ちゃんに侵食されていく。

それを嬉しいと感じる人もいるかもしれませんが、悲しいと感じる人もいるかもしれません。

実際私がそうでした。そんな状態で長いこと我慢してきたのだから、私のとっては出産がゴールでした。

赤ちゃんが産まれてきた瞬間、私はゴールテープを切った気でいたのです。

そこからが本当のスタートだなんて、「聞いてないよ!」という感じ。

妊娠すれば、産んじゃえば勝手に母親になるものだと思ってました。

でも違った。

全然違った。

赤ちゃんは未知なる物体でとても世話が焼けます。

こんなはずじゃなかった、の連続です。

でも出産がゴールだと思っていたような、赤ちゃんを可愛いと思うどころか、赤ちゃんに侵食されていく、なんて泣いていた私が母親として18年も生きています。

子も18年無事に生きています。

たくさんの不安があるかと思います。

不安は口に出しましょう。

誰かに聞いてもらいましょう。

出産は痛いし10ヶ月は長いけど、いずれ終わります。

終わらせたくなくても終わってしまいます。

産んだら別のしんどさがやってくるからせめて妊娠中の10ヵ月は、のんびりだらだら過ごしてください。

私は妊婦だぞと、堂々と周りの人に存分に大事にしてもらってください。

最後に母親は大変だけど楽しいです。

ものすごく楽しいです。

だから安心して。

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